まだ会えない人へ 東日本大震災から7日目の詩
文通相手の「いわき市」に住んでた方へ。元気ですか?
中学時代の文通相手が、いわき市に住んでました。原子力発電の事故も重なり、福島県のことを聞くと感傷でやるせないですね。個人的なことですけど、遠いところの誰かではなく、長く会えない同級生が災害に巻き込まれたような思いです。 やはり、うるま、にできるのは会社などで義援金を送ること。そして、詩で残すこと。
まだ会えない人(福島哀愁):作詞・春緒うるま(ハローウルマ)
うつくし山に キビタキがさえずる
便りをくれた人の 大地が震えた
溢れる水に
カモメはどこへ行った メヒカリもどこへ去った
ああ 崩れた台地に雪が降る
ネモトシャクナゲが咲くには早い
うつくし里の 便りをくれた人は いまどこに
まだ会えない人の安らぎを願う
もう会えない人の 安らかな眠り祈る
うつくし空が ケヤキ越しに見える
佇み暮れ行く町 大気が濁った
溢れる思い
ツツジが好きと言った クロマツの写真見せた
ああ 暮れ行く町にも雪が降る
うつくし心で 待つのは春か
うつくし海の 試練を受けた人は いまどこに
まだ会えない人の安らぎを願う
もう会えない人の 安らかな眠り祈る
うつくし里の 便りをくれた人は いまどこに
まだ会えない人の安らぎを願う
もう会えない人の 安らかな眠り祈る
福島県 県木 ケヤキ。県花 ネモトシャクナゲ。県鳥 キビタキ。
いわき市 市木 クロマツ。市花 ツツジ。市鳥 カモメ。市魚 メヒカリ(アオメエソ)。
☆
心が動いたとき 思いは詩になる
表現する言葉が 探せなくても 言葉のメロディーは 心で響く
その思いを歌うのが 歌詞
心の扉を開けてカラオケで思いを歌おう