タンポポ橋

春緒うるま

2012年02月26日 18:08

タンポポ橋

風に揺れるタンポポは
風で綿毛が飛ばされる 忘れられたタンポポさ
それでもタンポポは生きてる 青空を
ふわふわと

風さえ味方居場所を求め
ふわふわ欄干の上
生きてる限りいつか芽が出る 
橋を渡る 足音聞いて
花の咲くのを願い 心軽くなる 
ふわふわと

雨に濡れる欄干は
風に運ばれ飛んできた 砂や土もこびり付く
それでもタンポポは生きてる 淡き色
ほらほらね

雨さえ味方 ちいさな芽が
ほらほら欄干の上
生きてる限りいつか花咲く
川の歌う せせらぎ聞いて
花の咲くのを願い みんな見つめてる
ほらほらと

波に揺れる人生は
風や雨など当然で 辛いときはタンポポさ
いつでもタンポポは心を 軽くする
ふわふわと

いつでも味方 励ましてる
ほらほら欄干の上
生きてる限りいつか花咲く
橋を渡る 足音揃え
明日のしあわせ願い 心弾ませる
ふわふわと


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