2014年11月28日

琉歌大賞を楽しもう、

 琉歌を始めるなら、今の状況を知るのも楽しいですね。
恩納村で開催されている琉歌大賞の作品がネットで観覧できます。
ふれあいネットonna

作品から、いろいろと参考になることがあります。

第24回一般の部大賞作品を楽しもう
 この琉歌は 最後の6音が今でも使う素敵な表現ですね。
「しゆたる」これは、ゆ、が小文字で発音されますので、3音ということ。
うちなーぐち、の少ない作品ですが、沖縄の母親がうまく表現されてますね。

    児童生徒の部大賞を楽しもう
 この琉歌も 母親というか沖縄女性の強さを表現してます。
「おばあ」も、ばあ、は一音となります。今の言葉で自然に琉歌の音数にあわせてます。
方言らしいのはないですが、作品世界は、うちなーしてますね。 

第23回一般の部大賞作品を楽しもう
 この琉歌は テーマをうまく昇華させてます
それでも、意味を理解できるでしょう。
短い音数、、言葉で表現することは、思いや情念を昇華させるのが大切だと思わせる良い作品ですね。

   児童生徒の部大賞を楽しもう
 一派の部の対句か返歌みたいに感じますね。嵐、がテーマでしたからでしょうか。
それでも、最後の6音、は希望を持たせます。
とくに、琉歌は3音、5音、ときたら。つぎは5音、3音となることが多いですし、リズムも生まれます。
この作品は、それに合致してます。嵐、も自然の風や雨を単純に表現してないような才能を感じますね。


    ☆

 個人的な意見ですので。それぞれの感性で受け取って
これからの創作に役立てたらうれしいですね。
21世紀琉歌は児童生徒の部みたいな感じ
しかし、普通に使うことばで表現すのが素直な思いを伝えられます。
 児童生徒だけではなく、おとなでも、そういう表現をするのは世の流れと感じます。

 短歌の世界で有名な「俵万智先生」を参考にすれば、琉歌も自由に表現してかまわないと理解できますね。
 

Posted by 春緒うるま at 18:44